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『かぐや様は告らせたい』のフランス語回のセリフを和訳してみた。

 

こんにちは、ナルメリウスです。

 

以前のノリで書く気が失われたので消しして再出発です。

 

 

さて、唐突ですが

 

僕は先日『かぐや様は告らせたい』という漫画を初めて読みました。

 

f:id:nalmerius:20160805002308j:plain図1:『かぐや様は告らせたい(2)』赤坂アカ

 

 

 

ダダハマりしました。

 

まさにキまりました。

 

 

本日まで1〜2巻を4周ほど読んでおり、摂取を怠ると禁断症状が出るためまた読むといった繰り返しです。たのしい。

 

 

 

ご存じない方、詳しいあらすじはググるか買って下さい。

 

めちゃくちゃ頭のいい童貞と処女が、相手に告白させる為に様々な策略を巡らせる結果、いつもお互い告白せずいつまでたっても付き合えないというラブコメ漫画です。

 

 

 

で、なんでこんなことを書いたのかというと、

 

この巻の最後の話が「フランス交換留学生歓迎パーティー」の話でして、

 

主人公の白銀御行以外のその場の全員がフランス語ペラペラで、自信家の御行がフランス語で話しかけられまくってめちゃくちゃ焦るところを読者がながめてニヤニヤするといった趣のお話になってます。

 

 

ここで、読者の95%はフランス語全然わかんないんで、御行と同じく他の人(留学生やヒロイン)のフランス語のセリフが全く読めないんですね。和訳付いてないし。

 

 

例えば

 

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こんな感じで。

 

御行さんの気持ちがよく分かります。

 

 

 

で、こういうのにあえて和訳ついてないってことは

 

お前もフラ語分かんねぇなら一緒に御行の気持ち味わっとけ?お?

 

っていう赤坂先生の心遣いなんでしょう。

訳すのは無粋だと思うんですよね。

 

 

日本はハイコンテクストな文化気質を持ってますし、その行間を読み取って紳士に振る舞うのがネイティブジャップの誇りです。

 

 

 

 

でも、気になるわけですよ。

 

パンドラの箱は開けてなんぼって言うし、ね。

 

 

 

てことでGoogle先生

 

かぐや様は告らせたい フランス語 セリフ 翻訳

 

で聞いてみたんですけど、これが全然見つからない。

 

なんかどこぞの掲示板のログとかしかヒットしなくて全然見つからない。

 

インターネッツ意外と狭い。

 

 

 

なので、じゃあ自分でやろ、ということになり、せっかくやるなら記事書こ、となったわけです。

 

回想終わり。

 

 

 

 

じゃあさっそく訳していきます。

 

あっ、当然僕はクソ無能大学生であり、フラ語なんてボンジュールヴィトンしか知らないのでGoogle先生に頼りました。インターネッツ最高。

 

 

 

まずストーリーを追いましょう。

 

 

生徒会は3日前に歓迎会開催を校長から依頼され、なんとか形にする。

 

3日しかなかったからフランス語をろくに練習できなかった御行。校長に次からは早めに言うようドスを効かせる。

 

でも挨拶と自己紹介程度の例文は頭に叩きこんであり、「フランス語はあまり得意ではない」と話す美少女の副会長四宮に自分の付け焼き刃なフランス語を披露してドヤ顔をかます。

 

四宮は「おーっ」といってパチパチと拍手する。

 

その後のシーンです。

 

 

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和訳(Google翻訳の結果から想像)

 

 

 

留学生A「今日はお招きいただき、誠にありがとうございます。

 

 

四宮 「こちらこそ、遠方からはるばるお越し頂きありがとうございます。

 

あなた方が滞在する間に、忘れられないような素晴らしい思い出を手に入れられるよう、私たちは最善を尽くします。

 

 

留学生A「ありがとうございます。

 

 

四宮 「なにか必要があれば、遠慮せず私たちにお聞き下さい。

 

 

 

 

はい、こんな感じなのだそうです。 

 

Google先生に聞いたところ、しょっぱなから「それは限りを・・・」とかわけわからんこと言い出したんでごっそり意訳しました。

 

違うかもしれないけど雰囲気は合ってるはずです。あとできるだけ原文に沿うようにしてるので若干カタコトです。

 

思ったより言ってる事普通でしたね、この二人。

 

 

 

 

そして、ペラペラで完璧対応をこなす四宮にショックを受けた御行は、もう一人の生徒会メンバーである藤原書記にグチりに行こうとしますが、

 

残念ながら藤原書記も政治家一家の娘なので英才教育のおかげでフランス語はペラペラでした。

 

 

そのシーンです。

 

 

 

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藤原書記「ほとんどのコンテンツは日本国内に焦点を当てたものでした。日本は未だ外市場に対する有効なプロモーションの手段を見いだせていません。

 

(コンテンツの)商品価格は上昇傾向にあり、そこにはさらに画像のライセンスの(不当な)割引販売などの問題も見受けられます。

 

 

 

 

こんな感じだそうです。さすが藤原書記。

 

流れ的にガチな話してるのは伝わってきてましたが、思ってたより斜め上80°ぐらいガチだった。

 

 

 

これ、抽象的な言葉が多いのですがおそらくアニメとか漫画の海外輸出についての話なんでしょうね。

 

画像って明言してるってことは漫画の話かな。これ漫画だしね。

 

でも”コンテンツ”はアニメ漫画ゲームとかのサブカル全般を包括しても通じる気もするしね、よくわかんないですね。

 

藤原書記かしこい。

 

 

 

 

この二文、Google翻訳にかけたのですが、はっきり言ってあんま役に立ちませんでした。

 

特に二文目がヤバい。なんだよ「エール画像ライセンス割引」って・・・

 

一単語ずつググって意味調べたんで、大変勉強になりました。フラ語おもしろい。チャイ語履修やめたい。

 

 

 

 

そして頼みの藤原書記にフラ語をペラられた上に

 

むしろ日本語に苦手意識あるくらいですよ〜

 

とナチュラルにとどめを刺された御行は、ようやく

 

「この中で仏語喋れないのオレだけ!?」

と悟ります。

 

 

そうだよ。お前と読者だけだよ。

 

 

 

 

 

そして、本作で印籠的な役割を担うこのセリフ

 

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四宮「お可愛いこと。

 

 

 

これはやっぱそうでした。

 

正確に言うとGoogle先生は違う言い回しで答えて来たんですけど、まぁ模範解答はこっちでしょ( ˘ω˘ )

 

 

 

で、次

 

 

そして、四宮にも留学生にもバカにされることを恐れる御行。

 

しかしハンドブックは一応読み込んだので多少はコミュニケーションを取れると思い直し、別の留学生に話しかけに行く。

 

んで

「はじめまして白銀御行です。生徒会長してます。」

を少しキザな感じで言う。

 

 

その後のシーン

 

 

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留学生B「そうなんですか!

私は日本の文化にすごく興味がありまして、将来は日本で日本文化の研究をしたいと思っています。

 

 

 

 

あ、この子日本文化に興味があったんですね。

 

しかも研究したいと。すごい。

 

確かにこういう留学生の子よくいる気がしますね。お世辞なのかマジなのかは分かりませんけど。

 

 

なるほど、そうするとこの後のシーンにある「■■■■▲▲▲オリガミ▲▲■■■▲▲」ってセリフも、おおかた「オリガミあれヤバくないですかほんまめっちゃいい」的な感じで合ってるっぽいですね。日本文化だから。

 

御行くんすぎょい。

 

 

 

で、この後は生徒会副会長同士の日仏バトルだとかいろいろあって、スラングだらけになって全部■とかで伏せられちゃってるんで、ここまでですね。

 

 

うーん疲れた。Google翻訳につっこんでコピペして終わりかとおもいきや、案外キレイに訳してくれないから予想以上に時間かかった。特に書記ちゃんのセリフ。

 

 

 

 

でも楽しかったのでいいです。かぐや様ほんと可愛い。

 

 

 

 

てことで、『かぐや様は告らせたい』、ぜひ買ってみてくださいね〜

じゃね〜